むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-01-28から1日間の記事一覧

しゃぼん玉のように生きた女流作家・田中古代子

大正期に大阪朝日新聞懸賞小説で入選し、将来を嘱望された女流作家がいた。 田中古代子(1897-1935)で、非命にたおれた38年だった。 いつ、どこで、どのようにして文学に開眼したのかはしらない。 小説を書き、詩を書き、随筆を書き、そしてそれ…

裏山の雪景色

足のうら洗えば白くなる 畳の上に白きものが舞いおちてきた 山を見上げれば雀がしゃがんでる なにがたのしみで住んでいるのかと問はれている ヒドイ雪だドコ迄も暗空 ころころころがって来た雪玉をたべてしまった

限界集落を歩いて7年。「したり顔のものはいらん」

互助がむずかしくなった里山集落の老いを、だれが支えるのかーー。おぼろげな自問からはじめた限界集落歩き。実態を聞き書きして、7年目をむかえた。 住んでいるところも、里山。戸数50戸に満たない。市街地からタクシーで、往復1万円をこえる。小学生は…

新書を淘汰して欲しい

本屋さんで、ずいぶん前から気になっていることがある。 新書のスペースの多さである。マイナスばかりのタイトルを堂々と平済み。派手派手しい帯。手に取るのさえイヤになる。 「発想法」など、ていねいに分析した新書はない。 新書ブームも去って、売れる時…

里山は、また 、白一色

ふたたび、雪が積もってきた。 まだまだ、春は遠い。

イケメン 石浦!十両に昇進

ハリウッドの人気映画の出演を断って大相撲の世界に入った石浦が、十両に昇進することになった。 大相撲ファンとして嬉しいのは、ナント、174センチ、102キロのと”小兵”から繰り出す技である。 ここ数年、大型力士が多くなり、大味な取り組みばかりだ…