むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-03-02から1日間の記事一覧

求められる池田晶子さんの慧眼

何であれ、有名がもてはやされる時代だ。人気があるから有名なのではなく、有名だから人気がでる。おかしな時代だ。 こんなとき、交通整理をみごとにしてくれる哲学者がいた。46歳で早世した池田晶子さんである。 「有名になりたい欲」で、こういう。 「有…

いのちの儚さ

たった一度、数秒の射精で、親子関係は未来永劫約束される。 家族は時間を掛け、努力を重ね、時には自らを滅して培う。 その賜物も、たった一度、数秒のいさかいで、いとも簡単に崩壊してしまうことがある。

ユージン・スミスの後継 亀山亮 「戦場」

[ 久しぶりの本だ。 2001年の「PALESTINE」からずっと関心をよせている写真家だ。 この時期に『戦場』を出版した。 アフリカの紛争地を撮った写真集で土門拳賞を受賞した。カメラを向けるのは、相手と関係が築けてからという。 僻地医療に従事する医師を…

スゴイね。島の学校のチャレンジ

地方創生で、いまや、全国のトップランナーの島根県隠岐の島。 今度は、隠岐島前の学校の試みが本になった。 「未来を変えた島の学校 隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦 」 岩波書店から発売になる。 過疎で廃校寸前の高校が,なぜ全国・海外からも志願者が集…

振り子さん

捨てる。 何を優先するか、ということになる。 今まであったものをなくすわけだから、リスクがいる。覚悟してその代わりに自分がやりたいものを試してみる。 結果として悪くなれば、元に戻るだけ。 試さなければ、なにも変わらない。

みんな自分

自分の心のうちのたくさんの人格を比べて、いったいどれが本当の自分だろう、と自分探しをするなんて馬鹿げている。 ちっとも意味がない。だって、どれも本物の自分なのだから。 誰しも、幸せになりたくて、安心したくて、さらけ出した自分のすべてを誰かに…

ナチュラルでいられるシアワセ

大切にされるひとは、どこか違う。 自分を大切にしている。 決めつけない。いまのありのままの自分と相手を受け入れる。 他人に大切にされなくても、気にしない。 過去や未来ではなく、意識を今に向けている。沈黙に強く、自然体でいる。