むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-04-10から1日間の記事一覧

ひと模様

100人いれば、100の個性。100の魂。100の顔。 相性の合わない人はいる。 外見の好みもある。 それは相手が解決すべき問題ではなくて、こちら側の抱えるべき問題だ。 つまらない本は中身がつまらないのではなくて、相性が悪いか、こちらの狭小な…

散華

好みとしては、散りいそぐサクラに、深くこころ惹かれる。 その色香。 花弁に、雑草が重なる。 花の譜を描くさまは、いのちの大きさを感じる。

褒めることの視座

よくあるコーチングなどの「もっと積極的に人を褒めましょう」的なテクニックでは、「褒める」という動作がともなう自己価値の否定のリスクを考慮していないのが盲点だ。 人がなかなか相手を褒められないのは、褒める言葉やその効果を知らないからではなく、…

高知大学に地域協働学部が創設されている

進取な教育を行う高知大学に、「地域協働学部」が創設された。 地域力を学生の学びと成長に活かし、学生力を地域の再生と発展に活かす教育研究を推進することで、「地域活性化の中核的拠点」としての役割を果たすことを目的としています。 とある。 高知県全…

裏が幸せなら、表は不幸?

差別表現として使われなくなった日本海側を指す「裏日本」の呼称。 住んだことのないひとは、そこに住むひとのことは幸せにうつるだろう。 裏街道。裏道。裏どうり。 負の連鎖は、いくらでもありそうだ。辞書をめくれば、どれだけでもある。「裏日本が抱く陰…

いのちの充電

晴れ、のち、雨。 春の入り口は、いそがしい。 朝露が目に飛び込む。 里山の百姓さんは、まだ、動かない。 空を見上げているだけだ。 土が硬い。 いのちの息吹くころあいを知っている。 眠りこそ、いのちの充電だ。 ありがたく、あたたかく、眠らせてもらう。