むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2016-11-20から1日間の記事一覧

簾内敬司さんが遺した本

久しく連絡してなかった東北の知人に電話した。ほどなく会話して、出版人として、書き手として尊敬している簾内敬司さんのことにおよんだ。 うかつにも亡くなっていたことをしらなかった。 1975年から88年まで、「秋田書房」を経営していた。東北の自…

むらの維持に急がれる集落福祉

住み慣れた集落で、いつまでも安心、安全に暮らせる集落独自の「集落福祉」の在りようが急がれる。 「集落福祉」とは、集落機能が衰退する集落に住み続けることの困難さが増している現状のもとで、集落維持に必要となる福祉機能のことである。○1集落に住み続…

地域づくりには不向きなNPO組織

市町村合併によって、行政のきめ細やかな対応能力が失なわれた。中心部から離れた山間の小集落は、厳しい。それがもとで限界集落化、消滅への道を歩みだしている。 その動きをくい止めるべく、さまざまな新しい組織づくりが進んでいる。目立つのは、NPO法…