むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2016-11-24から1日間の記事一覧

ひとりの二人

ひとりでいられない人は 二人ではいられない。 さびしさや退屈しのぎで人とつきあうと、結局、さびしい関係で終わる。 ひとりでいられる人が ふたりでも楽しい。

問題をつくる歓び

「なぜ」「どうして」というあれこれの好奇心。 問題は、そんな好奇心を母胎にして、心の中から湧いてくるものである。 一方的に与えられるものだけが「問題」ではなく、それぞれの人間が”つくる”べきものなのである。 テレビはどうして見えるんだろう、と考…

紅に染まる

朝晩の秋冷に、南天の実が紅に染まってきた。 美しい実だ。 音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされる。 鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。 福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。 南天の葉を赤飯に…