むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2016-12-20から1日間の記事一覧

ふしぎやな

暑い日だった。 流れる汗さえ心地よいと思った。目に入るすべてのものがいとおしかった。 何もかもが美しいと思った。 道ばたの草さえも限りなく美しいと思った。しゃがんでみると、雑草が小さな白い花を咲かせているのが見えた。小指の先よりも小さな花だっ…

ひき出す術をまなびたい

やりたくて、やらねばならぬと思ったことだけをやりたい。 この思いが、加齢するにつれ強まる。 自分で嫌やなことは、おどされてもだまされても決してやりたくないから、誰にも嫌やがることはやらせたくない。