むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2019-10-09から1日間の記事一覧

「里の哲学者」内山節さんと逢う

遠かった。 友人に同行してもらい、片道12時間かけて群馬県上野村に出向いた(2003年8月9日)。哲学者の内山節(たかし)さんに会うためだ。 アポの電話をする前までは、内心ドキドキ。会ってもらえるとは思わなかった。が、電話で用件をつたえると…

哲学者内山節さんの世界

群馬県上野村は、けわしい山野が面積の9割以上をしめる。家にむかう山道で、猿が数匹、のり面をかけ上るのがみえた。 「猿はこの庭で20匹ぐらいさわいでいることもありますよ。家に夜もどると、カモシカがまっている。動物の領地に人間がすまわせてもらっ…

ラグビー日本のリーダー

W杯ラグビーの日本戦をみながら、リーダーのありかたを考える。「JAPAN]ながら、キャプテンは日本人ではない。そこが、グローバル競技であるラグビーをふところのひろいところだ。 リーダーで一番よくないのは、みんなに嫌われているひと。少しいいリーダー…