むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2019-12-18から1日間の記事一覧

平明な文体を書いた新聞記者は、小学校しかでていなかった

古びない文体を開発するのが、新聞記者である。 明治時代には、小学校を終えただけでも、新聞記者になれた。新聞記者になるのに、入社試験が大学卒であることを、条件としなかった。このことが大記者をうんでいる。岸田吟香にしろ子母沢寛にしろ、長谷川伸も…

薄くなった「レジェンド」

薄くなった言葉が、いくつかある。「レジェンド」が、ぼくにとっての、それだ。つい、この前から使いだしたようにおもうが、薄くなった。 誰もかれもに、言うかんじがする。重いものではなくなった。 いつしか、言葉が、流行語のようになって忘れ去られるよ…