まいとしの暮れに、書きおろす。四文字。年をへるごとに、かすれてくればいい。 百。
足繁く本屋さんにかよった一年だったが、買った本は1冊。「農から明日を読む」(星寛治、集英社新書)だけだった。<小さな共生社会>が心に残っている。 共に支え働く、互いを認めて評価しあう、共にいきるーー「共」の一字がきわだったように感じる。皮膚…
標高550メートル。棚田が一望できる”集落一”の高台に、パン屋さんはある。初めて訪れるひとは、誰もが「こんな辺ぴなことろに」と首をかしげる。 切り盛りするのは老夫婦だけだったが、数年前から息子夫婦がUターンして継いでいる。金、土、日、月曜日の…
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