ちきりんさんのブログは研究論文スタイル
ちきりんさんのブログをたくさん読んだ。学んだことが、たくさんあった。研究論文の書き方のようだ、と感じた。
ゼミで修論を叩きこまれていた時の余韻が残っていた。
まず、仮説をたてテーマ設定する。先行論文を集める。分析して答えを導き出す。
そもそも論文とは、自問自答を文章化したものである。一般にはオリジナリティがいわれるが、逆にそれがまったくないものは皆無。ただし、よい論文ではないかも。
問いがたっていない文章は、すくなくとも論文ではない。併せて、答えが出ていないものも、論文としては完成していない。
よい論文の3要素
①時代・社会環境・背景②データ③理論の3つがそなわったものである。
学会あるいは学会誌の流行のテーマは存在する。
データについて
問いに答えるのに役に立つデータを集めてみなさいというと、インターネットで少し眺めて、そんなデータはありませんという答えが、最近では返ってくるようだ。
データというのは、どこかに「ある」のではなく、あることがらを「データ」とみなし、「データ」にするものである。
「何を書く」かでなく「何を伝える」かーーちきりんさんのブログと同じかなと思った。