むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

ダイコンで殴られ男性けが?

 今朝の朝日新聞を読んでいたら、「コミュニティ農園を利用している男性が、農園のダイコンを持っていた男を見つけ、取り押さえようとしたが、ダイコンで殴られ、顔に軽傷を負った」記事に目が行った。

 わたしも、これと同じような経験があった。

 夕暮れどき、畑仕事を終えて河原におりて手足を洗っているときのことであった。50歳すぎぐらいの夫婦がクルマを止めるなり、わたしの畑をめがけて猛ダッシュ。なにが起こるか見ていた。すると、栽培用のフキをわしづかみに抜くではないか。誰も見ていないだろうと、思ったのだろう。

 素早く、この盗っ人を追いかけた。あんのじょう、フキをふりかざしてきた。

 わたしはけがはなかったが、命びろいした。

 里山にレジャー施設がふえたせいで、そこで生活しているひと達は、ゴミを散らかされるだけで、ナンの恩恵もない。5月の大型連休ともなると、ボックスカーに乗った家族連れでにぎわい、違法駐車はザラ。住民は迷惑だが、コトを荒だてまいと、知らぬふりだ。

 渓流釣りの解禁には、釣り人のマナーの悪さにも閉口する。

 川はじっと黙っているが、しっぺ返しがくることは自明の理である。

 因果応報のツケを払わされるのはだれか。