むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

「角度」をゆるやかに。 「成熟時代」の新聞のあり方は?

 「朝日新聞」の社説だ。佐賀県知事選の扱いである。

 エッ!
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 「自民の敗北」との大見出し。確か、政権対地元自民県連の対立構図のように仄聞していた。

 間違いではないかと、朝日「佐賀県版」のをWEBで検索した。

 そこには「保守分裂となった知事選。初当選した元総務省官僚の山口祥義氏(49)は出遅れや知名度不足も懸念されたが、4万票近い差をつけ、前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)を破った。投開票された11日に朝日新聞社が実施した出口調査(投票所45カ所、有効回答数2138人)を見ると、無党派層が結果を左右したことが分かる。

 樋渡氏は自民党の推薦を受け、菅義偉官房長官らが応援に駆け付けるなど、政権の全面支援を受けた。

 しかし、樋渡氏は自民支持層の49%しか固めきれず、逆に山口氏は46%を獲得。山口氏には、樋渡氏に反発する自民議員や首長、農協などが付き、ほぼ互角となった」とある。

 どこにも「自民敗北」の文字はない。二人とも自民から票をもらっている。明らかに、「分裂」である。

 それが「社説」になると、さま変わりだ。中央対地方。同じ穴のムジナの勝ち負けのことである。

 「保守分裂」よりも「自民敗北」のほうが訴求力があるのだろうか?

 「角度」をゆるやかにしてもいいのではないか。

 「成熟時代」なのだから、新聞も時代に寄り添うあり方が求めれている。