むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

パスポートを持って大学に行こう。 

 大学が”象牙の塔”といわれたのは、とっくの昔。いまの大学は生き残りをかけて企業並みの”戦略”で挑みかける。

 首都圏の大学は人気があるが、地方の”過疎”地方にある大学ともなると、四苦八苦だろう。ところがドッコイ、地方の大学こそ、元気がいい。

 島根大学は、国立ではじめて社会人のための「市民パスポート」なる試みを行っている。

 「新しい学びなおしのスタイル」というキャッチコピーがいい。

 パスポートも、ナンとなくウキウキする。

 
 島根大学では,生涯学習社会に対応して教育・研究の成果を広く社会に公開してきまし  た。平成26年度からは,「地(知)の大学」として,さらに充実した生涯学習を提供する ために『市民パスポート会員制度』を新設しました。福沢諭吉 は,近代日本を支える自由 独立の民 “citizen”を日本で初めて“市民(いちみん)”と訳しました。島根大学は,知 の時代を切り開く「市民」の皆様に向けて,生涯学習の機会を提供いたします。


 『市民パスポート会員』は,島根大学の講義を無料で受講できる上に,「広報しまだい」 や定期的な生涯学習情報メールを受け取ることができ,島根大学のさまざまな活動に参加 できます。ぜひご加入いただき,生涯現役として「知る」をお楽しみください。
 年会費5,000円でどなたでも入会でき、以下のサービス等を1年間ご利用いただけます。


 講義となっているが、公開講座、公開授業が原則となっている。それと魅力なのが、eランニングなどインターネットからの講義を受講できるのが魅力である。

 関西の某大学院のゼミを飛び飛びながら受講した経験からいえ、やはり「学び直し」で、今の学問を学習するのが新鮮だった。