2015-01-22 【お題】さむい わが背子(せこ)と 二人見ませば幾許(いくばく)かこの降る雪の嬉しからまし(巻八の一六五八番、光明皇后の歌)歩みは単独もいい。倚り添う歩みは、なおいい。雪の降る無闇。沈黙を互いに聴く。時間(とき)は、どれほどの寒さをも嬉しい。