2015-01-29 読了。朝日新聞「表現の自由」を叫ぶ前に 高橋源一郎 静かな時評だ。 「イスラム」国の人質について、高橋は「意見」はあるが、「書く気になれない」。 「もっと別のことが頭をよぎる」と、持論はしまう。 太田光、スーザン・ソンタグ、エマニュエル・トッド、ジャニーン・ディジョバンニ、竹下誠二郎、ロバート・クラムの識者の言葉を引く。 「対岸の火事」ではすまされないが、「意見」を持つことの「覚悟」を読み解いた。 識者に脚注がつく紙面に、ここまでサービスしなければいけないのかと感じた。