むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

又吉が出ているのに、なぜか、いまいち?

 Eテレの「オイコノミア」。又吉がナビゲーターになっている番組だ。

 古代ギリシャ語で、エコノミクスの元になった言葉だ、そうだ。

 アベノミクスほど、なじみがない。番宣の口上が、固い。

 「時代の荒波を乗り越え、この国を担う若者たちへメッセージを送ります。 非正規雇用など雇用形態の変化と若者の就職難、積み上がる巨額の赤字国債とその暴落のうわさ、未曾有の少子高齢化。この国の20代~30代の若者たちは、先行き不透明な社会状況、経済状況の影響をモロに受け続ける存在でもあります。今こそ「経済学的な知の体力」を身につけて、時代の荒波を乗り越えていこう」

 テレビ離れしているマイルドヤンキーに、こんなギチギチなことを言ってもそっぽを向かれる。アベノミクスのように、中が空虚で、うっすらと不良性をまとったものでないと。

 Eテレは「知」がお好きですね。「知の体力」ネ、「知の巨人」とかもありますネ。

 マイルドヤンキーは知性的ではないが、人情に厚く人情型、情実型保守である。

 肩肘はらずに、ノンビリと。ツッコミだけでは疲れる。