むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

「地域おこし協力隊」のむずかしさ

 秋田県でも高齢者が多い上小阿仁村。「地域おこし協力隊」の仕事をしてきた男性を、新年度雇用を延長しないと通告したそうだ。

 もう一人も離任する考えで、村は3月中に複数の地域おこし協力隊員を募集する。

「住民から男性隊員の契約延長を望む声がなかった。トラブルがあったわけではないが、住民とうまく打ち解け合えなかったようだ」

 村は集落支援は必要なので、4月に間に合うように再募集するらしい。

 男性は「3年間働くつもりだったが、『更新できない』と言われれば仕方ない」と話していた。村からの通告後、仕事を探し、九州で再就職が内定したという。

 地域おこし協力隊は当初、珍しさからか多くの若者がこぞってムラに入った。が、昨年半ばから、ネットなどでも「給料が安い」など書き込みが目だってきた。募集しても、若者が集まらない自治体も出てきている。

 わたしも多くの協力隊員に会ってきた。成功例はあるが、都会からの移住には無理がある。

持論だが、地元の若者は実情も分かっているので、雇用するのが最適である。併せて、試用期間が絶対に必要である。打ち解け会えない人が多い。