むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

親しき仲のこだま

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 親しくなれば、互いにそれだけ自分の内部を見せ合うから、相手の立場を一段と大切にして、付き合いに節度をもたなければならない。

 「親しき仲にも礼儀あり」ではなく、「親しき仲だからこそ礼儀あれ」ですね。

 わがままや無作法をゆるし合うことが友情の深まり、と錯覚する。親しくなった途端に仲たがいして、取り返しのつかないキズを与え合うことになる。

 こだまは響き合って、こだまになる。