むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

朝日は、最後の新聞人 むのたけじ の声を聞け

 ひとの何とかも、75日。とかいうよりも、最近は、7日ほどすれば忘れそう。

 朝日新聞が引き起こした一連の失敗も、どこかに飛んでいっていそう。

 朝日新聞が1992年に創刊4万号を迎えたときの対談。作家の司馬遼太郎さんが次のように述べているそうだ。

「政治に責任政党という言葉があるように、新聞にも責任新聞というのがある。朝日新聞は大阪が生み、近代日本が育てた国民の共有財産なのだから、しっかりしてもらわないと困る」

 この国の歴史を見つめ、社会のゆくえをうれえ続けた司馬さん。

 待てよ。

 司馬さんを引き合いにだす前に、朝日新聞には生き証人・むのたけじさんがいるではないか。

もっと、もっと、「最後の新聞人 むのたけじ」に耳を傾けてはどうか。