むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

大学広報課なら文章のイロハは分かるだろう

 地方にある国立大学の広報課の対応。

 知り合いの教授が、外国メディアから取材を受けた。

 そのくだりを、HPに掲載した。

 見出しは、教授が外国メディアから取材を受けた受動で書かれていた。おかしいのは、本文。外国メディアが、教授を取材した、とある。

 受動と能動が、ごちゃまぜになっていた。

 これが、HPのトップ画面に載っていた。

 アチャ、大学関係者はだれも検閲しなかったんだ。

 急きょ、広報官に電話して直してもらった。

 ところが、また、ヘンだ。

 見出しが、おかしい。

 外国メディアが、教授を取材したとなっている。

 おおかたのHPでは、外国メディアから教授が取材を受けた、とするのが常套だ。

 本文はといえば、そのまま。

 大学では、文章のイロハは教えないのだろうか。