活字ジャーナリズムが、厳しい時代にある。新聞だけでなく、出版のそうである。
若いひとたちの多くが、活字を読まない”活字離れ”が顕著になっている。一方で、ネットという新たな(新しいではない)メディアが進出して久しい。
こうしたおおきな時代環境の変化にこそ、言葉の力を信じたい。
ジャーナリズムのなかで、新聞は、一番の中心軸になってきた。これからも、そうであってほしい。新聞がジャーナリズムの柱なのは、これからも変わらない。
でも、どうも紙面力、コラム、論説に読みごたえあるものが、昭和期に比べて弱い。ない、のではない。