むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

ナンテンの花

f:id:munosan:20150606175729j:plainf:id:munosan:20150606175904j:plain
 ありふれた庭木だが、植物学的にはめずらしい。

 花弁と萼片(がくへん)とは区別がつかない。

 ツバメが眺めていた。

  音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされる。

 鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。

 福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。

 日々生きているということは、あたりまえのことではなく、

 じつは奇跡的なことのような気がする。