むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

田植え体験

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 農業体験という”イベント”がある。

 都会の子ども、大人が田植え体験をする。いいことだ。

 田植え機を使えばすぐに済む田植えも、水を張った泥の水田に入り、手植えをする。

 指導も大変だけど、米づくりの大変さと大切さを身をもって学び、同時に自然を体感することは有意義だ。
 
 でも、体験はそれだけだ。米になるまでには時々刻々、やらねばならないことがたくさんある。

 雑草の駆除がたいへんだ。

 水の管理もある。

 提案した。

 日々の体験ができないのなら、せめて、1週間に1度でも写真を送って、実情を知ってもらって、は?

 地元民の負担が増えるだけに、体験事業は「やりっぱなし」で、互いの利にならない。