むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

霧の乙女

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 午後、晴れ間がすこし。近くの家の玄関先に咲いていた。

 乙女という言葉は、死語になりつつある。可憐な貌だった。

 英名のひとつは、メード・オブ・ザ・ミスト。

 世界三大ばく布に数えられるアフリカのビクトリア滝の崖に、しぶきをあびながら咲く原種からついた。

 グラジオラスは、ラテン語