むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

巨人・鶴見俊輔さん逝く 近代日本が失った「聞く文化」

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 最晩年まで「行動する哲学者」としての人生を貫いた鶴見俊輔さんが、逝った。

 鶴見さんで思いうかぶのは、1989年10月6日通巻1609号「朝日ジャーナル」での久野収さんとの対談ー戦後思想を歩くーである。

 こう発言していた。

 「自分が自分と対話する場をしっかりとつかむということが重要だと思います。」

 簡単だが、重いひと言だ。