むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

むのたけじさんが、今度は平和を語る

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 100歳の現役ジャーナリストであるむのたけじさんが、今度は「平和」について語る。

 5月に「学ぶ」を出してから第2弾目だ。

 「どうしたら、戦争を必要としない世の中をつくれるか、戦争をやりたいものがあらわれても戦争のやれない世の中をつくれるか。子どもたちも、大人たちもいっしょになって最高の知恵を絞ってそれを実行しないといけませんね」

 はじめにで、むのさんは語る。

 「反戦と平和」は、むのさんのジャーナリスト人生をかけた闘いでもある。

 「一致団結」「一億一心」に危険を説く。団体には必ず反対意見がある。

 新鮮な問いかけは、「人間がはじめる戦争を、人間がやめさせることができないわけがない」だ。

 執拗なまでに説くのが「まず相手のことを相手の立場で考えなさい。こちらの自己主張はそれからだ」のフレーズだ。

 中学生の頭脳は、むのさんの言葉をどのように”解釈”するのだろうか。スンナリと入るのか”ダサい”のか。