2015-08-10 平成の酷暑 東京都板橋区の住宅で90、80代の三姉妹が亡くなった。 熱中症が疑われている。 冷房が苦手だったそうだ。 高齢者は暑さやノドの渇きを感じにくく、命の危険が迫っているのに気がつきにくい。 嫌われようともしつこく声を掛けるしかあるまい。 長姉は東京大空襲の中、妹たちの手を引いて逃げた方だと報道されている。 焼夷弾(しょういだん)の「熱さ」に負けなかった生命が平成の世に「暑さ」で奪われる。