むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

こころのドア

 逢いたいと思ったら、逢おう。好きな人がいたら、好きだと言おう。

 花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。

 幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのこと。

 だから、大切な人に逢えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめよう。