むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

どか雪恨み節

 どか雪は、午後から勢いをまして、ひざぐらいまでになった。

 水道はチョロチョロだしていたが、凍結した。

 蓄えていた灯油は、ストーブをつけっぱなしで、すぐに底をつく。

 食べものは、モチがあるから大丈夫だろう。

 最近の天候は”いっ気”に押しよせるから怖い。

 予報が予報でなくなる。

 限界集落で暮らすことは、難儀なことだ。イヤなら出ていくだけだな。