むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

みちあふれる孤

 寄り添って生きる家族であっても、おのおのは個で、孤である。

 孤独は不幸ではない。

 孤独こそが、ひとをひととして生かせる個の尊さである。

 ひとりいてこそ満ちあふれる。