むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

スタジオジブリの気概

 きちんとモノをいえるひとが、まれになってきた。テレビ、新聞、雑誌は、広告主のフィルターがかかるから言葉をにごす。

 ネットは、未成熟である。

 こうしたなかで、独歩で言論をまもっているのが、スタジオジブリだ。毎月、同社発行の雑誌「熱風」を書店経由で読んでいる。

 ひとつきかけて、折々、読む。毎号、ワンテーマでじっくりと読ませる雑誌はない。なによりも、フィルターがかからないのが魅力だ。

 考える月刊誌である。