むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

サルとの生存競争

 寒村に暮らしていると、晴れた日はせわしない。家事をすませ、そそくさと栗拾いにでかけた。友人の栗園で、10個ほど拾う。

 枝に青々となっている栗は、やがて茶色くなって、ガマンしきれずにひらく。したに落ちているのを拾う。このところサルが落ちているのを食べるようだ。

 サルとの生存競争だ。