むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

小さな倖せ

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 朝寝坊した。遅めの散歩をしていると、季節の移ろいが肌に感じる。匂いと風は、記憶に結びついている。情景がすっーと浮かびあがる。

 感じる、って心である。視覚だけでなく、五感を研ぎ澄まして感じる。窓を全開にして。

 玄関を掃除する。トイレをふく。小さな倖せである。