2019-10-31 あべこべのくに 長田弘さんの詩が好きで、ことあるごとに詩集ひらいてみる。「あべこべのくに」のことがでてくる。 いまはむかし あるところに あべこべの くにがあったんだ はれたひは どしゃぶりで あめのひは からりとはれていた つよいには もろい もろいのが つよい ただしいは まちがっていて まちがいが ただしかった おもしろい。いまあるもので充分、ということをさとさせてもらっているようだ。 口と耳と眼の使いすぎはよくないですね。