むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

自分たちの手で暮らしの「小さな拠点」を

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 未曾有の大災害で、行政の対応が後手にまわった一因は、行政の大合併だと考える。人減らしである。大失敗だった。広域農道では、いまだに道路が修復されていない箇所がある。恨み節ばかりだが、どこかでボタンをキチンとはめ変えないと、後手の対応は、繰り返される。

 どうすればいいのか。これまでの社会は、「こういうことをやっちゃだめですよ」というサンプルは、やまののように残してきた。だが「こういう風にやったほうがいい」というのは、まだ少ない。これから、それが急がれる。

 サンプルのひとつが、まわりの暮らしも、ひとの貌もわかる規模での「小さな暮らしの拠点」づくりである。島根県では、とっくにはじまっている。