むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

薄くなった「レジェンド」

 薄くなった言葉が、いくつかある。「レジェンド」が、ぼくにとっての、それだ。つい、この前から使いだしたようにおもうが、薄くなった。

 誰もかれもに、言うかんじがする。重いものではなくなった。

 いつしか、言葉が、流行語のようになって忘れ去られるようになった。