むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

澄んだ香りの水仙が咲く

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 白い花冠、黄の副冠。廃屋となった玄関に、ひっそりと咲く。あるじがいなくても、花は咲きつづけてくれる。

 霜をあび、雪にまみれ、雨風にさらされ、すがすがと香りをはなつ水仙の・・・仙たる気。

 ラッパ水仙や口紅水仙など、はなやかな変型水仙がたくさんあるが、なによりも白い花冠、黄の副冠をもった一重咲きの在来種がいい。

 格調たかい。

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