むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

悪口を聴くのはたのしい

 人々は、どうして互いに非難しあうのが好きなのだろう。みんながひとを非難するとき、自分はそんなふうに避難されるようなことはしない、と思っているからである。

 だから、みんなひとの悪口を聴くのが楽しいのである。

 ひとの悪口を言わないでいることは、たいへん困難である。

 桜の攻防で思った。