むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

「部活」としての高校野球

 センバツが中止となったことで、江川さんが語ったそうだ。

 「元球児として言わせてほしい。このまま春の出場校が甲子園に出場できずに終わるのは、あまりにかわいそう。毎日新聞朝日新聞も主催の枠を取っ払ってもらって、(今年の)夏の大会にセンバツ出場校も参加して、一緒に試合ができないものだろうか?」。

 忘れてはいけないことは、野球といえど「部活」である。ほかの「部活」で夢を追いかけている高校生はたくさんいる。そうした高校生も「中止」となっているのである。

 肥大化した野球だけに特権をあたえてはいけない。