見かけに、騙されぬように。現実はひとつきり。 騙しているのは、おのれのこころである。 なぜなら、自分が可愛いからから、ウソをついて正当化しようとするからである。 空っぽにすればわかる。
皐月の野山は、紫の花が咲き誇る。 野を歩けばスミレ草、山では木々の合間にフジやキリ。湿地や庭園はショウブとカキツバタ。 日本古来の色の名は、花からついたものが多い。 「菫(すみれ)色」「藤色」「藤紫」「杜若(かきつばた)色」「菖蒲(しょうぶ)…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。