むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

無為な時間のトキ

夢中になれるものを、何か見つけなきゃ。 べつにそんなものなくたって、ボケーッとしてる無為な時間が好きなら、それでいいじゃありませんか。 「無為な時間」は、必ずしも「無駄な時間」じゃありません。

ズレの効用

ひととひとって、みんなどこかが少しずつズレていて、それを補うために他の誰かが必要なんだ。 相性がいいってのは、ズレた部分がかち合わずに上手く収まることなんだろう。

ありのままを受け入れる

ゆっくり観察する。取るに足らないことも含めて、一日のなかでどれくらい自分を批判しているか。 気づく。 「もっとしなきゃ」とか、自分の見てくれや容姿について。

古いカラを破る

新しいものをつくろうとするときこそ、古いことを根底から知らなければならないのだろう。

夢を見て、面白がる

なす術なくとも、夢を見るのはいいものだ。 いやなことにぶつかると、夢を膨らます糧となる。 うれしいことなら、なおさらのこと。 やっかいな問題は挑戦だから、しめたもの。「おもしろい」のひと言が、解決の糸口となる。

かみ合う歯車の心

心が変われば態度が変わる。 態度が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば、運命が変わる。 運命が変われば人生が変わる。 かみ合った歯車のように。

<心の声>

[ 静かに過ごせる時間を確保すると、自分の<心の声>に耳を傾けやすくなる。 そうなると、一滴の雫をも、落ち着いて待つことができる。

へこみのツボにハマらない

否定されたら、悔しい気持ちをパワーに変えてしまおう。 へこんでいるだけでは、悪口を言った憎たらしい相手の思うツボではありませんか。

苦しさからの楽しみ

不満からは何も生まれない。不満がたっぷりある状態では、「気づく」ことができない。 不満は不満だけ。 むしろ苦しいことがあるなら、それをどうすれば楽しめるようになる。

よそさまに多くを求めないように

心が通わないといって、傷つき、傷つけている。そういうのはやめよう。 隣の人が何を言っているのか、何を考えているのかよくわからなくたって、別にいいじゃないか。 とりあえず日本語が通じて、一緒に暮らせて、触れると温かくて、作ったご飯を食べてくれ…

縛らず、縛られず人間関係

私を輝かすのは私。 私をつぶすのも私。 私の可能性を信じて、私を見捨てない。 すべては「私」から始まる。 好きなことにこだわれば、技術も身につく。 究極の武器は、ヒューマンエネルギーである。 夢見る力。 創造力。 汗。 つながる力。 縛られてはなら…

褒めることの変容

コーチングの「もっと積極的に人を褒めましょう」的なテクニックでは、「褒める」という動作が伴う自己価値の否定のリスクを考慮していないのが盲点だ。 なかなか相手を褒められないのは、褒める言葉やその効果を知らないからではなく、褒めることによる自己…

損する大切

今のポジションに安住して目先のことしかやらなくなると、自分の限界の範囲内でしか動けなくなる。 損して得をとる。

編集という作業のクオリティー

情報の収集はソフトウェアで出来るが、文脈を編むためには人間の視点が欠かせない。 そのような編集の価値がいまより高まる。 なぜなら、相対的に質の低いものが蔓延するからだ。

楽でないヒトに逢ってみよう

楽なヒトばかりに会ってはいけません。 楽でないひとにも、挑戦してみよう。

とるに足らない

じっくりと視る。 取るに足らないことも含めて、一日のなかでどれくらい自分を批判しているか。 「もっとやせなきゃ」とか、自分の見てくれや容姿についてあれこれぼやく。 自分の財力、才能、個性、生活態度、しゃべり方など、無意識に批判している。 現実…

定常社会

来ない客のために、客間をつくる必要はない。 風向きが定まらないこの世で、いく抜く方法がある。 すべてを簡素にしておくことである。

降りていく生き方

シンプルな食事や服のほうが、美しい。 時間を惜しまず、ゆっくりと、モノやコトに付き合っていく。 肩肘を張らない暮らし。 余計なものはそぎ落として、根っこと向き合う。

人間を見る眼力

「物」を見る眼は、人間を見る眼でもある。 優れた「物」の価値を解せない人は、「他者」をも粗末にするようになっていく。

自律訓練法のススメ

自律訓練法は、自己暗示によって「ああしよう」、「こうしよう」と、みずからの心に言いきかす、いわゆる意志鍛錬法とはまったく逆の性格をもっている。 自律訓練法は、一言でいえば、比較的暗示にかかりやすい「体の一部」に催眠をかけることにより、体全体…

聴くエネルギー

黙って聴くことは、その人のことを否定せずに受け止める、ということだ。 聴くことは話すことより、ずっとエネルギーがいる。 だけどその分、話すための勇気を得られる。

射精の必然

たった一度、数秒の射精で親子関係は未来永劫約束される。 しかし、その賜物も、たった一度、数秒のいさかいで、いとも簡単に崩壊してしまうことがある。

伝える文章

文章を書くのは、建築と同じだ。 誰かの指示に従って文章を書くのは、与えられた課題を受け入れ、知性と想像力を使ってそれを変えることだ。

敬意

話し相手のことを分かりあおう、とする。 わからないから聴く。わからないから話す。わからないから、わかりたくなる。 「わからない」という枠を広げていくことが、敬意である。 ひとたび気づいてしまえば、その枠は広がり続けてゆくのだということを、体感…

仕方のないことってある

理不尽なひとと触れ合うことは、自然と触れ合うようなものです。 大自然と触れ合えば、「しょうがない」という心持ちや「仕方がないこと」という心持ちが生まれてくる。 「この人ありきで物事を進めるためにはどうすればいいのか」といろいろなことを考え、…

小さな目標を自分目盛りで

できない理由をさがすから、不可能に思える。できる理由をさがせば、不可能を可能にする方法が見えてくる。 達成できないと思えてしまうのは、一つ一つの小さな目標を達成する速度が常識的だから。 目標を達成するのにかける時間は、自分目盛りで計算すれば…

とにかく話してみる

後悔することを恐れて口を閉ざしている人は、不幸に見舞われることもない代わりに、幸運に出会うこともなかった。 口にしてみて、自分でも初めてそれと分かる真実もある。

感受性のありよう

考えるってことは、すべて頭脳であるとされるのは極端な迷信かもしれない。むしろ人間の感受性であることのほうが、割合としては大きい。 人によっては感受性が日常知能の代用をし、そのほうが、頭脳で物事をとらえるより誤りが少ないということがありうる。

因果応報

気持ちが弱いんだね。だからすぐに、あっちにふらふら、こっちにふらふら、風が吹くたんびに揺れる。 口車に乗る。 騙される。 楽をすることばかり考える。 自分のことで頭がいっぱいだからね。

誰も追ってこないところまで全力で逃げる

逃げることは、悪いことじゃない。 前に進めなくて立ち止まるくらいなら、全力で後ろ向きに走ればいい。尻尾を巻いて逃げてしまえばいい。 どんな道にも必ず行き止まりはある。 行き止まりに立っていることに気づかずに、前に進めないともがき続けるくらいな…