むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログって「ミニコミ」のやり方でひろめるのが楽しい

ブログを読んでもらうには、昭和にはやった「ミニコミ」のやり方で広めるのがいいな、そんな感慨です。炎上、拡散、売名しても、その時だけ読まれるが、あとは波がひいていくようにさる。 「ミニコミ」は手渡しという手法でひろまった。クチコミで知れわたっ…

散りゆく秋

山寺の御堂に立ち寄る。一面がいちょうのじゅうたんになっていた。掃除がさぞかし大変だろうと、住職に声をかけると、おつとめだから心配なさらずに、と。 師走の刻は、もうすぐ。

なぜかカンツバキの花弁が冴えない

昼やすみに、公園のカンツバキを見てまわった。この時季、紅系統の花はやすらぐ。でも、今季は、なぜか花弁がきたない。 なぜだろう。長雨つづきで、カラットした秋晴れがないのも要因か。

壁の魅力

朝、おきる。パソコンをつける。ブログをながめる。寝ているまに、書かれている量がハンパない。 「自分探し」のブログで、とまった。自分の魅力って、「壁」にぶちあたってわかるような気がする。親という壁、子どもという壁、仕事という壁、友人という壁、…

「ベースボール」と「野球」の違いってなーに?を考えてみた。

日本の「野球」と、アメリカの「ベースボール」の違いは、あまたある。そのうちのひとつ。「試合」そのものものより、「練習」の仕方と、その評価である。 「試合」での出来こそが、能力を売り物にする「ベースボールプレーヤー」にとってすべてなのだから、…

やけどをしたら「プロぺト®」の軟膏がいい

この時季おおいのが、やけどである。大やけどで、一年間、棒にふった経験がある。どうやって、完治したのか。 最初は市民病院に通院していた。いっこうによくならないので、生協病院にかえた。そこでの治療は、「プロぺト®」という軟膏を、朝、昼、晩に定期…

どうなっているんだろう、健康管理は。

朝寝坊して、歩く。貌にあたる空気は、冬だ。かわす挨拶も「冬の寒さだね」。田舎道を歩くのは、女性ばかりだ。健康管理がしっかりしているんだろう。でも、-- ひと月に一回、掃除当番でゴミ置き場を掃除する。いつのときも、おびただしいカンビールの山に…

白菜がまずい

大根が甘くて、柔らかく、シャキシャキしてサラダで食べれるようになってうれしいが、白菜がまずい。繊維質が口にのこる。漬物にしても、ごわごわする。ぼくだけ、かもしれないが。毎朝、いっぱい入れてみそ汁で楽しむが、「美味い」とほくそ笑む感じがしな…

筒井康隆先生の朝食メニュー。大根おろしにちりめんじゃこをかけて。

「朝起きて、まず冷たい水を1杯飲みます。すると大腸が動き出す。朝ご飯は自分で作る。(中略)シャケとあぶった明太子と海苔を少しと、大根おろしにちりめんじゃこをかけて」 ヤフーニュースには、作家の動静はめったに載らない。今朝起きてみると、筒井康…

菜園づくりって面白い

菜園をやりだして7年。専門の農家がつくる野菜と「あじ比べ」してみる。しろうとのぼくは、たちうち出来ないと思ってきた。違ってきた。 ぼくのつくる野菜のほうが甘くて、繊維がやわらかい。少量多品種で目配りがきく。かたや、農家は大量にさばかなければ…

反骨が取り戻せるのか、2020年のジャーナリズム

もう少したてば、新たなとしをむかえる。2020年。 長らくつとめた会社では、今月ぐらいから「新年号」づくりに拍車がかかる。きまって「新年への言葉」を識者に寄稿、もしくは聞き書きする。2020年だからオリンピック、パラリンピックがメインだろう…

小さな目標。プロセス。

ある日、ある場所、二人のアスリートが語った。 マラソンの高橋尚子さんと、ラグビーの姫野和樹さん。目標への取り組みかたについて、二人とも「大きな目標をたて、それにむけた小さな目標をたてて、努力する」と。加えて、姫野さんは「達成できなくてもプロ…

静かな語らい

伝えた言葉が、相手にとどかない。うまく運ばないときがあった。カラッポにしておもい、考えてみる。 きづく。なにかに執していたんだ。とらわれていたんだ。 たとえ自分が正しいとおもうことでも、そのことにとらわれてしまうと、心が狭くなる。判断を誤っ…

命がけの言葉

語りつがれ、言い伝えられる言葉や写真は、命がけだけに、残っていく。 師むのたけじに口述され、忘れられない言葉がある。「きびしさを語ろうとするなら、『きびしさ』という単語を口にするな。聴きおわった相手が自分からきびしさを感じるように語れ。やさ…

今度は「走行税」らしい

とんでもないことが、企まれている。「走行税」らしい。 消費税10%にしたばかりに。霞が関の役人の知恵なんだろう。地方で暮らすひとは、クルマが不可欠である。おおきな課題は、プライバシーをどうやって守るのか。抜け目なく考えているんだろうね。

ブックカバーでコミュケーション

趣味らしいものはない。仕事の延長で、ブックカバーをあつめている。とはいえ、用途は手帳のカバーとしてつかっている。どれとて既製品はない。無理をいってつくってもらっている。手仕事の作品である。 取材で持ち歩くことがおおく、はなしをきかせてもらう…

毎日、ゆず風呂でポカポカ

今季は、ゆずのなりどしで毎日、恩恵をうけている。採るときはトゲがあって難儀だが、ありがたい。 マーマレードにしてゆず茶、ジャム。ゆず味噌、味噌漬け、と。 味噌漬けは、5分ほど湯熱したゆずを、味噌のなかに漬けるだけ。3か月もすると、料亭で出さ…

女性のスポーツばかり目立った日曜日のテレビ

きのうは午後から雨降りになった。テレビを声なしにみてていた。すると、放映するのは若いおんなの子ばかりのスポーツ中継番組。女子駅伝。女子ゴルフ。女子柔道。女子バレー。あいまに相撲をやっていた。これはさすがに、男だ。 夜、イモトの結婚。こうみて…

鷗外さんの根っこ

中学のころから、伝記ものがすきで読んでいる。いまだに。このところは、「鷗外」にはまっている。透徹した頭脳と、絶倫の精力によって、ここ数世紀のわがくにに傑出した巨人だ。唐木順三さんが書いているのを読むと、気の強さ、負けん気の強さは「弱み」を…

鳥取民藝の聖地牛ノ戸焼

そぼ降る雨のなか、民藝の聖地牛ノ戸焼であそんできた。 「伝統が重荷になってくるのはこれからでしょうが、自分が生かせるこんな素晴らしい仕事はないでしょうね」 江戸期から連綿と受け継がれている日本でも有数の民窯である鳥取県鳥取市河原町の牛ノ戸焼…

うつくしすぎるのに、「シラン」って!

ラン科植物にはめずらしく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。育てやすい種類のひとつである。 じょうぶで、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐える。たてじわのある剣状の葉。鮮やかな赤紫の花。 美しいのに、シ…

ナマ声がここちいい

長電話になじめない。たいてい15分で切りあげるようにしている。社会人になって「電話取材」を、つよく戒められたことから来る。話したいことは「眼と眼で」が、教えだった。 電話で話すと、先走りするひとがおおい。要件だけつたえてくれればいいのに。あ…

おやつは干しいも、つるし柿、ゆず茶

たいてい11時には寝つくようにしている。時たま、零時をすぎるまで本を読んでいて、ブログをたちあげる。すると、購読ブログが次から次にたちあがってくる。時間の使いかたはそれぞれ。「おやつはおにぎり」とかのタイトルがあった。してやられた。 今季、…

下手の「染め」

今朝も朝寝坊。昼前から友人の工房で、染めをしてきた。一年に2回して出向かないので、いつまでたっても上達しない。「手仕事」が好きで、やっている。 藍染も、いまでは平易にできるようになった。驚いている。気持ちいい秋晴れであった。 自分では宇宙=…

女やもめに花が咲く

むかしのひとは、よく言った。「男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く 」と。ぼくが暮らす集落は50数戸だが、おばあちゃんの独り暮らしが10軒ある。おじいちゃんは3軒。道ばたであいさつをかわすのは、おばあちゃんばかりだ。大きな声で元気だ。背筋も…

おびただしく金色にひかりかがやく

山寺の本堂の前にたつ、大きないちょうの木。屹立する。枝を空に伸ばしている。明るくかがやかせている。 おびただしく散りくる葉のなかから、姿のよい、色のきれいな葉をえらんでひろった。植物にはめずらしく精虫をもつ。雌雄別株で、雌株には風味のすぐれ…

おしゃれな花ですね

朝寝坊して、歩く。おきまりのコースはない。アチコチに八つ手がたくましくのびている。茂っている。元気がもらえる気がする。 大きな葉が、いつも青々している。ひとえだもらって机のうえに飾る。「うこぎ科」とある。にんじん、うど、たらなどと同類みたい…

めんどくさいひとがいるから、集団が保たれる

集団のなかに身をおくことを知らないで、群れのなかにいるのは無意味である。群れにはルールがある。それを知ってか、知らずか自分のペースをごり押しするひとは、自分で事を起こしたほうがいい。 集団のなかで、気に入らないひと、ことに文句をブツブツ言う…

ポイントはお金とは基本的にことなる

量販店に買い物に行くと、「ポイントをどうしますか」「カードはありますか」と、聞かれる。「いえ」と首をふると、けげんな貌をされる。 食べものは、たいてい「道の駅」とか、安いところを回っているので、カードはもっていない。使いたいひとは、ドンドン…

越冬して、夏に実るビワ

冬の花は、つつましい。したたる果汁と、濃い樺色(かばいろ)の果肉をもったビワの実。ささやかな、目につかない花に実るんです。 冬、花咲いて、夏に実る。寒さに、雪に耐え、耐え、春を迎える。厳しさも、おだやかさもしっている。