むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2019-11-24から1日間の記事一覧

鷗外さんの根っこ

中学のころから、伝記ものがすきで読んでいる。いまだに。このところは、「鷗外」にはまっている。透徹した頭脳と、絶倫の精力によって、ここ数世紀のわがくにに傑出した巨人だ。唐木順三さんが書いているのを読むと、気の強さ、負けん気の強さは「弱み」を…

鳥取民藝の聖地牛ノ戸焼

そぼ降る雨のなか、民藝の聖地牛ノ戸焼であそんできた。 「伝統が重荷になってくるのはこれからでしょうが、自分が生かせるこんな素晴らしい仕事はないでしょうね」 江戸期から連綿と受け継がれている日本でも有数の民窯である鳥取県鳥取市河原町の牛ノ戸焼…

うつくしすぎるのに、「シラン」って!

ラン科植物にはめずらしく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。育てやすい種類のひとつである。 じょうぶで、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐える。たてじわのある剣状の葉。鮮やかな赤紫の花。 美しいのに、シ…

ナマ声がここちいい

長電話になじめない。たいてい15分で切りあげるようにしている。社会人になって「電話取材」を、つよく戒められたことから来る。話したいことは「眼と眼で」が、教えだった。 電話で話すと、先走りするひとがおおい。要件だけつたえてくれればいいのに。あ…

おやつは干しいも、つるし柿、ゆず茶

たいてい11時には寝つくようにしている。時たま、零時をすぎるまで本を読んでいて、ブログをたちあげる。すると、購読ブログが次から次にたちあがってくる。時間の使いかたはそれぞれ。「おやつはおにぎり」とかのタイトルがあった。してやられた。 今季、…