むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

心変わり多情になぞらえられるアジサイ

色をつける前のアジサイが、好きだ。 梅雨どき、雨露に頭を重くしなう。 紫、紅、青、白、黄、緑、水色など、多様な色の変化をみせて咲きつなぐ。 同じ株でも、土の性質がかわると色をかえるそうだ。酸性の土には青い花、アルカリ性の土だとうす紅色に。 生…

食あたりに使ったドクダミ

「毒矯(どくた)め」に由来の名らしい。「矯」の字義を調べてみると、改め、直すこと。毒消しや食あたりに使った。 漢名のしゅうから十薬(じゅうやく)の名も。 庭先のどこにでも咲く。 ひとつの花のように見えるが、集合花。中央の塔状の突起は多数の雄し…

色づくいちご

イチゴはバラ科の多年草。 生育適温は17~20℃と冷涼な気候を好むので、夏の暑さを苦手。 素人にとっては、栽培が難しい。 ようやく色づきはじめた。 その前に、カラスに食べられないようにしないと。

渋みのあるナツグミ

店頭にならぶことは少ない。 少し渋みがあるが、独特の風味をもつ。 枝にも葉にも斑点のようなものが、ぎっしり。拡大すればウロコ状の毛とわかる。 栽培してあるナツグミは初めて見る。 鈴なりになっているが、家主さんは食べるのだろうか。

シラン

数あるラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。 もっとも育てやすい種類のひとつである。 きわめて丈夫な植物で、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐える。 たてじわのある剣状の葉。鮮やかな赤紫…

パプリカのはな

このところの猛暑で、野菜がグングン成長する。 水やりが大変だが、ひと手間かけることを思えば、ナンテことはない。 目をやるとパプリカに花がついている。 野菜の花は、ホントに不思議だ。 白い花からどうして、あの赤いパプリカになるんだろうと。 ことし…

春のとんぼ

春に飛ぶとんぼは、忙しそうだ。 3秒として同じところにはいない。

そろそろ梅雨入りかな

うろうろ歩いていたら、みつけた。 梅雨入りだろうか。 じっと見つめていると、悠然として歩を進める。

鮮やかな黄色

キュウリの花は、鮮やかだ。 美しい。 延びたツルのアチコチに五裂して咲く。 歯切れのよい触感。 いまでは一年中出回る常野菜だが、太陽をあびたキュウリは甘くてみずみずしい。

上手く漬かってきた梅

18日に漬けた梅ジュースが、うまく漬かってきた。 1週間たって、氷砂糖もすっかりとけ、琥珀色のなってきた。 あと1週間寝かせると、飲み頃となる。

剪定の小枝に花

剪定したツツジの小枝に、花が咲いた。 鮮やかなピンクが誇らしげだ。 花にはそれぞれの個性があって、自己主張する。かといって、牽制するわけでもない。

落ち着いた色

ジャガイモの花が、里山の畑を席巻するようになった。 落ち着いた色の花だ。 花の処理にあれこれいわれるが、特に、大きく影響するわけではないので、花を特に取る必要はないようだ。 花が終わって2~3週間後、下葉が黄色くなってくるころが、収穫適期のひ…

田植えを終えた夜のたんぼ

蒸し暑い夜なので、屋外に出た。 ヒンヤリとした風が抜けた。 田植えを終えた水田。 日中の水田は見飽きている。 一枚撮った。

紫と緑の絶妙のコントラスト

小川のそばに、山盛りのような咲いている。 花はフジの花に似た赤紫色。 「庭藤」の名のとおりツルは延びず、コンパクトにまとまっている。 やや横に広がるので庭植えに向いているが、鉢植えでも育てられる。 花だけでなく鮮緑色の葉もきれい。

独りの時間から

きっぱりノーと言う勇気が必要だ。 自分が大切にしたいことを優先させる職業生活を送れる場を、積極的に探す姿勢が必要だ。 「普通」でありたいと思うのではなく、ほかの人とは違う一人の個人として自分の生き方に責任をもち、自分を確立していく覚悟が必要…

ことばは生きていることがらの影絵である

ことばは、生きものである。 故あって生まれたからには、ことばはそれぞれに成長、変化して、また、死ぬこともある。 過疎ということばがある。 まばら過ぎるとは、けっして山の樹木や、畑に撒いた人参の芽の出揃わぬことをいうのではない。 まちがいなく、…

深紅の大輪

芍薬の大輪が、咲き誇っている。 深紅の花。 絵にも言われる。 花びらは、率直なもののもつ、深い明るさがある。

今年初の梅ジュース

今年初の梅ジュースをつけた。 梅1400g、氷砂糖1000g、黒須90cc。 梅が例年よりも15日早いので、漬かり具合が気になる。 半月もすれば、呑めるようになる。

おしとやかな花

里山の田んぼは、じゃがいも一色だ。 花のチラホラ咲き始めた。 おしとやかで、小ぢんまり。

野趣に満ち、気概ある花

山野を歩けば目にしていた野アザミ。このところ、めっきりお目にかかれなくなった。 多年生草本で茎や葉に毛があって、葉先のトゲはするどい。数多くの管状花をあつめ、まるで丸刷毛のような花を咲かせる。 野趣に満ち、気概の花といえる。 山アザミ、姫アザ…

命令、強制はご法度

地域づくりのマネジメントスタイルが変わった。 有能なリーダーが引っ張るやりかたから、多彩な力を引き出して交流、対話しつつ課題解決する方法へ。 指導者は、命令や強制をしないこと。 参加者が自分たちでやっているのだ、という「気持ちをそぐ」ことにな…

美しい黄の花

美しい。きゅうりの黄の花。 花びら全体が、しわしわとしてやわらかだ。 延びたツルのアチコチに五裂して咲く。 すぐに実になる。 爽やかな初夏の野菜。歯切れのよい触感。 いまでは一年中出回る常野菜だが、太陽をあびたきゅうりは甘くてジューシーだ。

凛としたカラー

カラーの凛とした姿は、ひとの立ち位置をほうふつとさせる。さしずめ、脇役の存在感か。 主役にでもなれるが、出しゃばらずにそばでたたずむ。 雨あがりに散歩していたら、芍薬の大輪のそばで咲いていた。

トマトに実がつく

夏野菜の代表といえば、トマト。 花をつけたと同時に、となりでは実をつけた。 例年、肥料過多になるが、ことしは生育順調だ。

手間かけて梅ジュースつくる

梅ジュースをつくる時季となった。例年なら今月末からだが、明日から雨らしいので、落果するならと収穫した。 小梅を3キロ収穫した。大きめのバケツに入れて荒いながす。 それからが、めんどくさい。ヘタとそのまわりのゴミをツマヨウジで取り除く。 再度、…

すべてを簡素にしておく

風向きの定まらないこの世で、生き抜く方法がひとつある。 すべてを簡素にしておくことである。

人を知る3つの面

人を知るには三つの面がある。 一つは、外から見える様子。 二つは、その人が説明してくれた内面の様子。 三つは、心の中の景色そのものである。

カラッポ

見かけにだまされないように。 現実ひとつきり。 だましているのは、おのれのこころ。 なぜなら、自分が可愛いからからウソをついて正当化しようとするから。 カラッポにすれば。

世間の評判というワナ

追い詰められて、誰も親切にしてくれないから人を拒絶していいのか。 善意を示してくれた相手を見捨てることの理由になるのか。 絶対の善意でなければ、信じることができないのか。 人からこれ以上ないほど優しくされるのでなければ、人に優しくすることがで…

まだ・・・

会う必要のない人はいない。まだ会っていないだけ。 行く必要のない場所はない。まだ行っていないだけ。 見る必要のない風景はない。まだ見ていないだけ。