むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

デモクラシーがふっとんでしまう

騒動のときに、いつもおもう。デモクラシーが消え去るのは、どうしてだろう。 「敵と共に共生する、反対者とともに統治する」というのがデモクラシー。公人たる者は反対者たちの意向も代弁して集団の利益を代表するのが仕事であって、自分の支持者の利益を代…

またも、トイレ紙騒動

叡智とは多くを知ることではない。叡智とはなるべくたくさん知ることではなくて、どんなのが一番必要な知識で、どんなのがそうまで必要でなく、どんなのがもっともっと必要でないかを知ることである。 人間に必要な知識のなかでも最も大切なのは、いかにして…

便乗の品が目立つ

1週間ぶりに、買い物に出かけた。ドラッグストアーをのぞく。マスク、ウエットティシューはどんなものか、みる。 「品薄」と表示してある。どれも高い。ティシューは、ノンアルコールだ。これでは買わないだろう。 陳列の品は、どれも「用無し」だったので…

SNSでの素人のウワサはスルーしよう

できない理由を探すから、不可能に思える。できる理由を探していけば、不可能を可能にする方法が必ず見えてくる。達成できないと思えてしまうのは、一つひとつの小さな目標を達成する速度が常識的だから。目標を達成するのにかける時間は、常識から計算して…

対応はやいJリーグ

サッカーのJリーグは、対応がはやい。YBCルヴァン・カップで26日に各地で実施予定だった7試合を、新型コロナウイルスの感染拡大により中止すると発表した。 さらに3月15日までの全公式戦の開催延期についても25日の理事会で検討する。 それにし…

「麒麟を呼んでこい

室内でも、暖房をつけずに13度もある。2月下旬である。まだ・・・。もう・・・。このままいくと、今季も4月になると急に暑くなるだろう。 ふと、小松左京さんのベストセラーをおもいだした。もはや、日本沈没ムードがただよう。コロナの対応で、政府は、…

根っこがしりたい

日本のマスコミは、いつまでたっても成長しないのだろう。だんだん、悪くなっていく。 十数年まえまで、そこにいたものとして、歯がゆい。出来事を追うのも大切だ。根っこが知りたい。知っているが、書けないのか。 どうなっているのだろう。

HBにはまる

<煎り豆に手を出す>のが、パンつくりである。HBでやりだして、半年。市販のパンは、たべなくなった。ハマる、とはこのことだ。

品うすらしいね野菜

食料品スーパーで、野菜を買ったことがない。道の駅をめぐって、地元野菜を仕入れている。 このたびのコロナで、中国に依存しているのが、いかに多いか知った。まあ、カット野菜が、なぜに、あんなに安いのかもうなづける。 夏野菜は、菜園でつくるので、買…

放置するならあげればいいのにね。

歩く。ぼーと、歩く。雪どけの畑のアチコチに、白菜の根っこが切られて放置されている。大根も。自分の家では「食べない」目安だろうが、なぜ、あげれないのだろう。 前々から、七不思議のひとつである。譲り合いのこころが、いつしかなくなってきている。ぼ…

除雪車で橋をえぐられる

雪が、また、降った。道路と家とをつなぐ取り付け橋が、除雪車で壊された。今季、2回目である。えぐられぐあいがひどい。さっそく、役場に電話した。担当者が来た。 2回目とあってさすがに、言い訳をしなかった。故障個所を写真にとった。「上司と相談しま…

プラス2の知恵で予備

備えあれば、ナンとか。日常生活にかくことの出来ないモノは「プラス2」で、常備している。歯みがき粉、歯ブラシはいつも使っているのとは別に2個、予備している。歯間ブラシは40本入りを5個。 石けん、洗たく石けんも2箱予備。いま、足りないといわれ…

馴染む物々交換

冬場は、菜園は休憩。暇つぶしに、ホームベーカリーでパンをやいたり、粉をこねてうどんをつくったりしていると、つい、おいしくて食べすぎになる。ちかくに住む老夫婦に、おすそ分けする。その倍くらい、手土産がある。 物々交換がうれしい。

酒粕の料理

このところ、酒粕の料理に、いそしんでいる。みそ汁から、漬け物まで。アルコールは、まったく受けつけない。奈良漬けで、ホンノリ気分がよくなる。 漬け物で美味しいのは、肉である。3日ほど冷蔵庫で寝かして、焼いてたべる。ごくうま。

「できなくてもいい」山間地社会の生きかた

「できないこと」を前提にした社会が、来ている。これまで、「しないこと」のすすめを説いた社会のありかたは、あった。でも「できなくてもいい」暮らしのすすめを聴いたのは、はじめてだった。 都会からのIターンの若者。10年の実績がある。山間地で求め…

ハクサイ8個320円

いきつけの「山の食料品スーパー」に出向いてきた。驚いた。ハクサイが8個320円だった。ダイコンは10本100円。 どうなっているのか。生産者は、たまったものではない。 コロナは、出口のみえない迷路に入った。政府の奥歯に挟まったものの言いかた…

すべてのものは、拡大するよりも、縮小するほうが好ましい

人口の減少をなげく自治体がおおい。特効薬はないのに、莫大な費用をつぎこむ。 すべてもものは拡大するよりも縮小するほうが好ましいのである。今が、絶好のときである。すべてのものを、小さめにつくる処方に切り替えるべきである。 縮小の美学の典型は、…

プロ野球キャンプに参加している高校生って、学業はどうなっているの?

ゲスの勘繰りです。プロ野球は、キャンプインのさいちゅうだが、ふと、疑問におもうのが、参加している高校生である。まだ高校3年のはず。学校に行かず、野球づけだが、出席日数は足りるのだろうか。毎年、不思議である。 まさか、免除かな?私立なら納得で…

竹で花器つくる

おかしな陽気です。ぽかぽか。竹やぶにはいり、花器にする古そうな竹をきってきた。 自己流で、アートな花器を4個つくった。きって、穴をあけただけである。なんとも楽しい。

背番号「19」逝く

背番号「19」にあこがれ、少年野球をはじめた。杉浦、スタンカなどキラ星がいた。でも、そのころ「19」は、パッとしなかった。 少年は中学で、正捕手になった。猛練習のせいで、病気になった。甲子園球児をゆめみていたが、かなわなかった。高校ではバス…

男も乳がんにかかる

東京新聞WEB版を読んで、おどろいた。男も乳がんにかかるって。 「乳がんは、乳房にある乳腺にできる悪性腫瘍。胸には男女問わず乳腺があるため、男性も乳がんになる可能性がある。国によると二〇一六年に乳がんと診断されたのは九万五千五百二十五人。こ…

「職人」の気概

働きかたをめぐるはなしを聴くにつけ、それほど難しいことだろうか、と、いぶかる。若いときは、汗して懸命に働けばいい、とおもう。 だかれにとやかく言われて働くから、カチンとくる。やりたいことを見つける。それに一途になる。ぼくは、書くことが好きだ…

閑古鳥がなく地域のリーダーは、役人、先生のOBがおおい

毎日、魚うりの移動販売車が来る。買いにでるひとは、おなじかおぶれだ。 ぼくは、おじさんの「心意気」を買いにでる。1000円でも、わざわざ、来てくれることはありがたい。もっと、買ってあげれば、と、いつもおもう。 こうして日々、すこしづつ買うほ…

島で独り暮らし。ぼくにはできない

ポツンと一軒家は、五島列島の黒島。孤島。99歳の親と70歳の子。1世帯。おばあちゃんの楽しみは、草むしり。娘さんは、不便になれたと。暮らしの哲人だ。 2年ぶりの再訪で、おばあちゃんは亡くなっていた。娘さんは独り暮らしだ。たった一人。どんな都…

高校野球のセンバツは?影響はどうなのだろう

もしかしてだけど、もうすぐ高校野球のセンバツが行われる予定だが、このところの騒動で影響はないのだろうか? おおきな球場。選手たちもマスクを強要するだろうか?観客は、当然のことながら「義務」となるのだろうか?

スーパーでは買い物をしない

買いものは、スーパーではほとんどしない。クルマで30分かけて、温泉地にある「何でも屋」さんまで出向く。 安い。サカナが新鮮である。目利きのご主人が仕入れてくるので、安心して買える。 酒粕が、安くてでていたので、たくさん買ってきた。肉に漬けた…

限界集落は逃亡者たちの楽園である

十数年、農村集落をじかに聞き書きしてきた。どうやら「井の中の蛙」であった。 建築家の眼で、集落をみつめてきた原広司先生の好著にめぐりあった。「目からうろこ」とは、このことである。 「集落の教え100」(彰国社、2500円)である。 なるほど、…

限界集落にドカ雪

限界集落に、どか雪がふり続いている。 ついに、ふってくれました。まあ、ひと安心です。それにしても、列島は極端だ。 限界集落を消滅させるのは、たやすい。だれも助けるひとがいない。自助しかない。公助、共助はまったくない。

エアコンになれてしまった

冷え込んだ朝です。寒波が今夕からくるそうです。 まだ2月です。一番、寒い時季です。 石油ストーブをつけてみたが、エアコンになれると、なんか気持ち悪い。

悪口を聴くのはたのしい

人々は、どうして互いに非難しあうのが好きなのだろう。みんながひとを非難するとき、自分はそんなふうに避難されるようなことはしない、と思っているからである。 だから、みんなひとの悪口を聴くのが楽しいのである。 ひとの悪口を言わないでいることは、…