むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雪のなかには虫や菌がまじっている

雪降りも、そろそろ小康になる時季だろうか? テレビで時折、子どもが雪をなめる場面に出くわす。あれだけは、絶対にやめてもらいたい。口に中で雪をとかすには熱をもやし、かえって喉が渇く原因になり、体力も消耗することになる。 それと、雪のなかには虫…

農協もいよいよ、民営化になるのか?

全国のJAスーパーが閉鎖に追い込まれれいる。赤字だから、閉鎖との短絡な考えである。 先にみえるのは、いよいよ民営化の動きだろう。遅かれ、そうなるだろう。

わずか5日の労働で30万って?

蔵の瓦が、すこしおかしかったので、工事したところ、ナント30万円もかかった。 それも一日がたった半日である。いくらなんでも無茶苦茶な金額である。「足もとを見られた」とはこのことである。 職人仕事ではない。ザツ。瓦のコーテイングはそっちのけで、…

ヒントは、本当に回帰にあるのか?

回帰ブームだそうですね。 田舎回帰。江戸回帰。ふるさと回帰。田園回帰。伝統回帰。 今を生きるヒントは、近代以前にあるという。そんなに簡単ではないだろう。崩れた資本主義社会を立て直すのか、それとも脱成長社会を目指すのか。これまでの常識がまった…

師むのたけじが生きていたなら?

大きなコトが起こるたびに、いつも思うことがある。 師のむのたけじなら、どのように考察をして、解決策を見いだすのだろう、かと。社会批評家だっただけに、いつも、その示唆には洞察があった。 現在の思想家なら内山節さんが、その一人であろう。

山村まで移動販売まで来てと、言えない

山村に住んで不思議なことがある。移動販売で、わざわざ日用品、食料を持ってきてくれるのに、買おうとしないのか。不思議である。 循環型の消費を知らないのだろうか? もし、移動販売も来てくれなくなったら、どうするのか。自分の首は自分でしめることに…

全国のJA販売店が、不採算店を閉鎖へ

JAの販売店が、全国で閉鎖に追い込まれるケースが相次いでいる。企業努力をしてきたのか。いぶかる声が大きい。 特に、山村にあるJAスーパーは、住民にとっては死活にかかわる。テコ入れはあるのか。

川には老後はないのか?

自然の川は生きている、という。 私の住む集落の川は、20年まえから魚が棲息しなくなった。源流のちかい、のに。イワナは子どものときに眺めたきりである。川は生きているか。もはや、機能をはたしていない気がする。ただ流れているだけ。そんな気がする。 …

なぜ、肥料を使ってまで野菜をつくるのか、不思議だ

自力で野菜を作って不思議なのは、高い肥料を買ってまで、栽培するのか、ということである。 ぼくは、肥料は一切やらない。すべて生ごみである。そもそも、土壌が痩せるから、野菜は自分のちからでは育つことができないのである。肥料がかかせなくなるわけで…

言葉は手仕事

言葉は手仕事である、ことを教えてもらったのは詩人の長田弘さんであった。 その都度、手仕事について考える。「民芸」という言葉がある。なぜか、ずっと民芸である。おかしい。民衆がつかっていた下手物から起因するのに、貴族の芸のようなきがする。 久野…

雪空におもう

じっと、じっと我慢のときを待つ。 これまでの仕事をふりかえって思うことは、自分の力なんて、ちっぽけなんですね。ひとの力が6割、運が3割、己がしたことは1割ぐらい、そんなものですね。 活かされて生きる、ことわざ、そのもの。でも、コツコツと小さな倖…