むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夕顔

薄くやわらかな花びらに貌をよせ、品のいい香りを吸い込む。 月の夜は月光をうけて、白くささめく花に見惚れた。 落魄ゆえに味わい得た豪奢な夜々であった。 「白く咲けるは何の花ぞむ」

知ることで考える

知ることで、人は考える。 試行錯誤をくり返しながら、人という獣の群れは、滔々と流れる大河のように、その生をつないでいくのだろう。

価値観の違い?!

「価値観が違う」という表現を耳にしますが、これは「自分が好きなこと」と「相手が望む世界観や達成したいこと」が、ずれてしまっている状態を指しているといえるでしょう。

楽でない人とも・・・

楽な人ばかりに会ってはいけません。 「楽でない人」とも語らってみよう。

ナポレオンの村って、限界集落ならぬ若者のムラだよね

『ナポレオンの村』というドラマをやっている。 限界集落を立て直す話だ。モデルもいる。 ステロタイプな役所の人間と市長。集落の人々。限界というには若者が多い。 脚本家は田舎生活とか自然の知識がないことがわかる。 説得力のないドラマ(作り話)だ。 …

だれが何をしようとしているのか

自分がやられてイヤなことや、言動は人にしないこと。 苦労なんて、自分がすれば十分。人にさせることなんかないの。人が苦労してるなら助けてあげればいいのだろう。 彼を全面に出し、日本を変えようとする政治、経済界の勢力が見え隠れする。 だれが何を求…

里山は朝、夕24度

10日から朝、夕は涼しくなった。24度と気持ちいい。 朝は、寝すぎるくらい。 日中も、エアコンがいらない。 扇風機だけでじゅうぶんだ。

バターナッツ南瓜もらった

近くの栽培農家からバターナッツ南瓜をもらった。 その名の通りバターのようなネットリとした果肉に油分のような滑かさ、そしてナッツのごとき濃い旨みと香りを有している。 これを美味しく食べるための料理法は、ポタージュだ。 味のベースとしてタマネギを…

語り伝える願い

なにかを語り伝えたいと願うときとは、きっとなんらかの変化が起きたときだろう。 喜びか、悲しみか、驚きか、定かではないけれどとにかく、永遠に続くかと思われた日常のなかに非日常性が忍び入ってきたとき、その出来事や体験について、誰かに語りたくなる…

悔悟

難しい言葉だ。 新明解国語辞典でひいてみた。 「自分のした事は悪かった、これから再びすまいと堅く心に誓うこと」 こうある。

見る 

眼は心に繋がっている、という。 そこにあるものをあるがままに見るのではなく、見たいと望むものを捉えてしまうのだ。 そして、見たくないものを捉えようとはしない。

身銭で動く

今のポジションに安住して目先のことしかやらなくなると、自分の限界の範囲内でしか動けなくなる。 損して得をとる。 身銭で動く。

ヒトの視点がかかせない編集

情報の収集はソフトウェアで出来るが、文脈を編むためには人間の視点が欠かせない。そのような編集の価値がいまより高まるだろうと思われる。 なぜなら、相対的に質の低いものが蔓延するからである。

情報の整理

伝えることは、難しい。 企画書を作ったり、プレゼンやスピーチをしたりといったビジネスシーンでも、情報をどう整理するかによって、相手に伝わる制度は格段に違ってきます。 そのときいちばん大切なのが、自分なりの視点を持ち込んできっちり筋を通すこと…

琴線

<心>は人間の生活の飾りなんかじゃない。 人間には<心>を活用して抽象的な思考をして、そして周囲の環境から基底ルールを抽出して、それを未来に向けて蓄えて、応用して、環境に適応している。

テレビはなぜ見えるんだろう

「なぜ」「どうして」というあれこれの好奇心・・・「問題」というものは、そんな好奇心を母胎にして、心の中から湧いてくるものなのだ。 外から一方的に与えられるものだけが「問題」なのではない。「問題」というものは、それぞれの人間が”つくる”べきもの…

自然を書くってことは

自然を書く対象として向こう側に置いているのではなく、いったん自身の内側にとり込んでおいて、心のなかを見つめながら言葉を紡いでいく。

成功するには手順が大切である

心を強くするのは、何といっても、自信である。ではどうやって自信をつかむか。 史記に「先発制人(先んずれば人を制し)、后発制干人(遅れれば制せられる)」という言葉がある。 日本にも「先手必勝。先んずれば人を制す」という言葉がある。実はこの言葉…

生命

生きていくことは太い細いの違いはあれ、人々や物事との間に見えない多くの関係を築いていくことであろう。 自らの存在や行動の意義も他との結びつきのなかで自覚されるのですから。

穏やかな人生の狂うトキ

不思議なものですね。どんなに穏やかに整合的に見える人生にも、どこかで必ず大きな破綻の時期があるようです。 狂うための期間、と言ってもいいかもしれません。人間にはきっとそういう節目みたいなものが必要なのでしょう 。

平成の酷暑

東京都板橋区の住宅で90、80代の三姉妹が亡くなった。 熱中症が疑われている。 冷房が苦手だったそうだ。 高齢者は暑さやノドの渇きを感じにくく、命の危険が迫っているのに気がつきにくい。 嫌われようともしつこく声を掛けるしかあるまい。 長姉は東京…

なんてことだ。猪木さんが東京五輪を延期

日本を元気にする会の“燃える闘魂”アントニオ猪木参院議員が、2020年東京五輪に緊急提言を放った。 「こんな暑い時になんでやるんだ?」と日程の延期を要請したという。 賛成だ。 でも日程は、IOCが決めたこと。覆ることはない。 マラソン、競歩や車いす…

ブルーベリーがようやく実る

なかなか結実しなかったブルーベリーが、やっと実をつけた。 当地では今季、ブルーベリーが不作だ。 市場にもあまりでない。 陳列されても高い。 スイカも高いし、甘さがない。 桃も、甘くない。 こうした天候だから、どうしようもない。

クサユリ

裏庭に出てみると、クサユリらしい花がきれいに咲いている。 なぜ、ここに咲いているのかおぼえがない。 赤い斑点がないからヤマユリではないしね。

志村ふくみさんの志

季節のめぐり 一月のめぐり 一日のめぐり。 その一刻 一刻に 多彩な彩があり 音があり 匂いがあり 感じがあり 味があり・・・ 黙って五感に聴き入って澄ましながら 朝を迎える。 「小さな庵を心のよりどころに、世の天災に思いを巡らせた鴨長明のように、一…

願いの「配達」

願いが「配達」される方法は、自分で考え出すことはできない。願いは叶うと信じて、心の準備をしていればいい。 特定の方法で叶えられると思い込み、その方法にばかり気を取られていてはならない。

シクラメンが花をつける

夏を越すのがむずかしいシクラメンの栽培である。 今季はどうなるかと思っていたが、葉の勢いもよい。 よく見たら花をつけていた。 玄関脇においていてのがよかったかな。