むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2019-11-23から1日間の記事一覧

下手の「染め」

今朝も朝寝坊。昼前から友人の工房で、染めをしてきた。一年に2回して出向かないので、いつまでたっても上達しない。「手仕事」が好きで、やっている。 藍染も、いまでは平易にできるようになった。驚いている。気持ちいい秋晴れであった。 自分では宇宙=…

女やもめに花が咲く

むかしのひとは、よく言った。「男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く 」と。ぼくが暮らす集落は50数戸だが、おばあちゃんの独り暮らしが10軒ある。おじいちゃんは3軒。道ばたであいさつをかわすのは、おばあちゃんばかりだ。大きな声で元気だ。背筋も…

おびただしく金色にひかりかがやく

山寺の本堂の前にたつ、大きないちょうの木。屹立する。枝を空に伸ばしている。明るくかがやかせている。 おびただしく散りくる葉のなかから、姿のよい、色のきれいな葉をえらんでひろった。植物にはめずらしく精虫をもつ。雌雄別株で、雌株には風味のすぐれ…

おしゃれな花ですね

朝寝坊して、歩く。おきまりのコースはない。アチコチに八つ手がたくましくのびている。茂っている。元気がもらえる気がする。 大きな葉が、いつも青々している。ひとえだもらって机のうえに飾る。「うこぎ科」とある。にんじん、うど、たらなどと同類みたい…