むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

めんどくさいひとがいるから、集団が保たれる

 集団のなかに身をおくことを知らないで、群れのなかにいるのは無意味である。群れにはルールがある。それを知ってか、知らずか自分のペースをごり押しするひとは、自分で事を起こしたほうがいい。

 集団のなかで、気に入らないひと、ことに文句をブツブツ言う行為こそ、幼稚だ。気心のいいひと同士が徒党をくむ集団は、疲弊している。ピリピリしてめんどくさがられるひとがいるから、保たれる。そうではないか。

 仲良しこよしでは、プロ集団は、継続できない。