むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

地方創生に群がる東京の「御用文化人」

 地方創生が、動きだした。が、またもや役場主導だ。これまでの創生事業で、失敗しているのに懲りない。まずは、住民の知恵を聞くのが先決であろうに。

プランを作って、プラン通りを実現するとすぐに賞味期限がきてしまうのは自明の理である。

 それは、ワンオブゼムでもあるし、失敗はしないが、イレギュラー(個性)ではない。自分達でプランを作る、それで訓練をしてそこに到達する時には時代が変わっている。常識が変わっている。とっくに賞味期限ぎれになっている。

 プラン通り以上のものを作らなければだめだ。

 コンセプトは一つだけどアイディアは無数を出していかないとだめです。アイディアは無数に出して、計画した以上の成果を出す時代です。時代の速度も速い、3年、5年がかりでやる、もうその時には時代が違う。

 プランで、一斉とか一律とか確率性とか効率はいいが、実は同じようなものを作っていくわけです。時によって共倒れになっている。画一化、一斉なものは、効率はいいが、マイナス面を持っている。

 肝心なのは、バブル期ではないということ。成熟時代の地方創生である。

 という時に、一目散にやってくるのが、東京の「御用文化人」である。今日、仕事がなくて大学に席を置き、潜り込んでいるひとが多い。その裏でタッグを組んでいるのが、電通である。

 構図は、一億創生の時と、ちっも変わらないなあ。